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<いのちの教科書>震災の教訓 1000年伝える/宮城
東日本大震災で被災した宮城県女川町の女川中卒業生らが自らの被災体験や教訓をつづった「女川いのちの教科書」が完成し、18日、町内で完成式が開かれた。教科書はB5判63ページ。社会科や理科、国語、道徳といった教科になぞらえた章などで構成、震災時の出来事や津波の歴史、津波のメカニズムなどを盛り込んだ。300部を製作し、母校や近隣の中学校に配布する。中学2年のとき、仲間の一人が「命を守る手だてを順番に学べる教科書が必要だ」と提案し、教科書づくりに取り組み始めた。中学卒業後は有志による「女川1000年後のいのちを守る会」が活動を引き継ぎ、3年間で107回の会合を重ねた。教育現場に広く教科書を届けるためホームページで寄付を募っている。【3月19日 河北新報より】
▼「いのちの教科書」クラウドファンディングサイト
http://senneninochi.coolblog.jp/
▼リレー寄稿 阿部一彦
https://bosaijapan.jp/people/阿部一彦(あべ・かずひこ)/