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保安林の管理不十分で土砂災害の危険 総務省が勧告
土砂災害などを防ぐ「保安林」の管理状況について総務省が17の都道府県を抽出して調べたところ、合わせて47か所で間伐など適切な管理が行われず、土砂災害などの危険性が高まっていることがわかり、総務省は農林水産省などに対し都道府県と連携して対策を講じるよう勧告した。中にはおよそ10年にわたって保安林が管理されずに放置され、木や植物が十分に育たず、地盤が保水力を失って土砂災害の危険性が高まっている地域も確認されたということである。原因としては、管理の重要性について所有者の理解が得られなかったり所有者が死亡したあと相続人を把握できず適切に指導できていなかったりするケースが多いということである。【7月4日 NHKニュースより】
▼総務省 森林の管理・活用に関する行政評価・監視 <結果に基づく勧告>
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/107317_00005.html