ニュース
防災関連の最新ニュースをご紹介
【歴史・教訓】文書で災害振り返る 県公文書館で企画展/富山
富山県内の災害を振り返る企画展「災害にみる富山」が、富山市茶屋町の県公文書館で開かれている。江戸時代から現代までの洪水や火災などを記録した文書や地図などをパネル展示とともに紹介している。「五大災害比較図」(1939年ごろ)は、1887年以降の大規模水害の被害地域を地図上で色分けし、グラフで被害状況をまとめている。1930年に発生した富山県庁の火災で職員が重要書類の5分の1しか持ち出せなかったことや、爆弾で県庁が燃えたことを想定した訓練の方法を記録した行政資料なども並ぶ。担当者は「災害には特徴のパターンがあり、今後の防災に役立ててほしい」と呼び掛けている。【10月3日 中日新聞より】
▼富山県 『災害にみる富山』平成29年度富山県公文書館開館30周年企画展
http://www.pref.toyama.jp/cms_press/2017/20170926/00023528.pdf