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【歴史・教訓】大津波伝承、なぜとぎれたか 新地高・地理歴史班の研究が優秀賞/福島

奈良大、奈良県主催の「全国高校生歴史フォーラム」で、福島県立新地高校の地理歴史班が研究した「新地町の大津波伝承について」が優秀賞を受賞した。研究では、過去6000年の間に新地町に7回大津波が押し寄せながら、町民の多くが「大津波は来ない」と信じていた点に着目した。大津波が数百年に一度しか起きなかったことや、かつて大津波から大勢の命を救ったといわれる町内の「八千山」が開発のため切り崩されるなど、過去の津波到達高を示す場所の消失などを伝承をとぎれさせた要因として挙げた。自身の震災、津波の経験から同班への参加を決めた高橋みきさんと小賀坂美咲さんは「津波に備えるためにも、体験を伝えていかなければならない。震災、大津波が起きた当時を忘れてはいけない」と話し、11月18日に行われるフォーラムでは研究内容とともに震災発生時の体験を語る。【10月23日 福島民友より】
▼奈良大学・奈良県主催 第11回 全国高校生歴史フォーラム
http://www.nara-u.ac.jp/forum/