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【歴史・教訓】震災と原発 複合災害の教訓世界発信へ 福島・富岡のアーカイブ施設、基本構想まとまる
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故などを伝承するため、福島県富岡町が計画するアーカイブ施設の在り方を検討してきた町民会議は10月30日、基本構想をまとめ、提言書を町に提出した。提言書は役割として、(1)地域の歴史と災害の実態を後世に伝える(2)大規模災害時の資料保全手法を全国に伝えることなども盛り込んだ。整備する機能には「学習交流」「発信」「展示」「収蔵庫」などを挙げた。提言書を受け取った宮本皓一町長は、2020年度中の完成を目指すことを説明。建設場所は町文化交流センター「学びの森」周辺とする方針を明らかにした。【10月31日 河北新報より】