ニュース
防災関連の最新ニュースをご紹介
【歴史・教訓】消防指揮車を道の駅に 雲仙・普賢岳災害で使用/長崎
雲仙・普賢岳の噴火災害時に長崎県の旧深江町(現・南島原市)消防団の車両として被災地で使用された消防指揮車が南島原市の道の駅「みずなし本陣ふかえ」で展示されることになり、13日、現地で贈呈式が行われた。今年8月に役目を終え、廃車されることになったが、「噴火災害の記憶を後世に伝えるために残したい」と、深江布津ライオンズクラブが同市から車両を引き取り、道の駅に寄贈した。噴火災害当時、深江町消防団長として指揮車を運転した同市商工会の石川嘉則会長は「悪路が続く災害現場での活動は大変だったが、指揮車が導入されて行動範囲が広がった。展示することで、自然災害について考える機会が増えればうれしい」と話した。【12月14日 読売新聞より】
▼道の駅みずなし本陣
http://mizunashi-honjin.co.jp/