ニュース
防災関連の最新ニュースをご紹介
【防災施策】ドローン、臨時給油施設記載 静岡県広域受援計画を改定
静岡県は14日、「南海トラフ地震における県広域受援計画」を改定したと発表した。2016年の策定以来、初の改定。熊本地震の教訓などを踏まえた国の具体計画の改定や、県総合防災訓練や自衛隊統合防災演習の検証、ドローンをめぐる航空法改正などを反映させた。ドローンについて計画に明記したのは全国的にも先駆的。災害時に航空法の適用除外を受けて運用する場合、原則として高度150メートル未満を飛行させることや、救出活動を行う有人航空機の飛行を優先させること、運航手順などを規定した。臨時の給油施設は主に陸路で燃料を運ぶのが困難になる恐れがある賀茂地区で、東伊豆町や南伊豆町のグラウンドを候補地として記載し、運営者も定めた。県危機対策課の太田直樹課長は「実際に現地を歩いたり、関係機関と協議を重ねたりして細かい部分まで作り込み、他県に先駆けたより実践的な計画を目指した」と話した。【12月15日 静岡新聞より】
▼静岡県 南海トラフ地震における静岡県広域受援計画
http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/seisaku/juen.html