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【歴史・教訓】常総・若宮戸、新堤防に記念碑 水害、後世に伝える/茨城

2015年9月の関東・東北豪雨で鬼怒川の氾濫による水害があった茨城県常総市若宮戸地区に、水害記念碑が建立され、21日に除幕式が開かれた。若宮戸地区にはもともと堤防がなく、堤防の役割を果たす自然の丘陵があったが、豪雨時に2カ所から水があふれ、民家が濁流にのまれた。記念碑は、国交省が水害後に整備した新しい堤防上に建立した。「水害復興の碑」と神達岳志市長が揮毫し、裏面には当時の被害状況のほか、水害後に同省が着手した治水対策「鬼怒川緊急対策プロジェクト」について記されている。除幕式で、神達市長は「当時はこの場所から最初に水があふれ、その後、下流の上三坂地区で堤防が決壊し、市の面積の3分の1が水没した」と振り返り、「水害を後世に伝え、防災先進都市としての歩みを進めたい」と決意を述べた。市は昨年9月、堤防が決壊した上三坂地区にも水害記念碑を建立している。【1月23日 茨城新聞より】
▼常総市 【水害記念除幕式を行いました】
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