ニュース
防災関連の最新ニュースをご紹介
【防災施策】海溝型地震 新たに4ランクで発生確率を公表
政府の地震調査研究推進本部は、プレート境界などで起きる「海溝型地震」の発生確率について、新たに4つのランクに分けて公表すると発表した。同本部は、日本列島周辺で陸側のプレートの下に海側のプレートが沈み込む境界などで起きる「海溝型地震」について、発生するエリアや規模、それに確率を評価し公表している。このうち地震の発生確率について、数値が小さい場合安全だと誤解される可能性があるとして別の伝え方を検討してきた。その結果、確率が高い順に「IIIからI」、それに確率が不明の「X」の合わせて4つのランクに分けて公表することになった。「III」は30年以内の地震発生確率が26%以上で「高い」、「II」は3%以上26%未満で「やや高い」、「I」は3%未満となる。また、「X」はデータが少ないなどの理由から発生確率は不明で、すぐに地震が起きることが否定できないとしている。【8月28日 NHKニュースより】
▼地震調査研究推進本部 「長期評価の広報資料の改善について」報告書
https://www.jishin.go.jp/main/seisaku/hokoku18n/kaizen20180723.pdf