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【防災施策】<北海道地震>若手宮城県職員も被災地に派遣 支援しながら先輩のノウハウ学ぶ場に
発生から1カ月が経過した北海道地震の被災地で、宮城県の若手職員が復興支援の経験を積んでいる。熊本地震、西日本豪雨に続く派遣で、東日本大震災後に採用されるなどした職員を組み込むのは初めて。先輩が急性期の動き方を伝授し、今後の防災力強化につなげるのが狙いである。北海道厚真町の厚真中央小に設置された避難所で9月30日、感染症予防などの対策に取り組む「公衆衛生チーム」のリーダーを務める小原由美子班長は、若手の東大介技師と共に現地で活動した。小原班長は震災の避難所運営に携わり、東技師は震災後に採用された。「これまで被災者支援は災害公営住宅が中心だった。避難所特有の課題を実際に知り、経験を積むことができた」と東技師は手応えを話す。県危機対策課の山内伸介危機管理監は「現場で判断を求められることも多く、職員の成長につながる。被災地を支えながら、宮城の防災を担う次世代の人材を育てたい」と強調する。【10月8日 河北新報より】
▼宮城県 平成30年北海道胆振東部地震災害に対する宮城県の対応等について
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kikitaisaku/iburichihouzhishin.html