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【技術・仕組】防災安全ガラスの避難所、そえだドームに導入…推進協が寄贈/福岡
割れにくく、割れても破片が飛散しにくい「防災安全ガラス」が、福岡県添田町の町勤労者体育施設「そえだドーム」に導入された。同施設は災害時の避難所に指定されており、建築用ガラスのメーカーや卸売業者、販売店でつくる機能ガラス普及推進協議会が安全性を高めてもらおうと町に寄贈した。防災安全ガラスは、2枚の板ガラスの間に合成樹脂のフィルムを挟み、熱で圧着させた合わせガラス。割れてもヒビが入るだけで破片がほとんど飛び散らず、穴も開きにくいのが特長で、破片によるけがや風雨の侵入を防ぐことができる。協議会は、災害時の避難所に指定されることが多い小中学校の体育館への導入拡大に向けて、各地の小中学校を中心に寄贈を進めている。町防災管理課は「効果を見ながら、将来的には避難所に指定している他の公共施設への導入も検討したい」としている。【11月28日 読売新聞より】
▼板硝子協会 防災安全ガラス
http://www.itakyo.or.jp/disaster-safety-glass/index.html