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【技術・仕組】災害時の避難所を自動解錠 加古川市が今春導入/兵庫
兵庫県加古川市は、災害時に避難所を迅速に開設するため、鍵保管箱を市災害対策本部が遠隔操作で開けるシステムを整備し、今春から本格運用を始める。市は、電波受信機を備えた専用の鍵保管箱を学校の校門付近に設置。市の担当者が災害対策本部などで操作すると解錠され、近隣住民が取り出せるようにした。テレビのアナログ放送用だった周波数帯を使う防災情報配信システム「ブイ・アラート」を活用した。また、「ブイ・アラート」を利用して避難情報の発信も強化。市の担当者が災害発生時に、避難準備、勧告などの情報を入力すると、屋外スピーカーや町内会長宅などにあるラジオ型端末から音声が流れる。同市によると、地震の揺れを検知して自動で開く避難所の鍵保管箱はあるが、電波を使った遠隔操作システムは全国初ということである。【1月29日 神戸新聞より】
▼加古川市 V-Lowマルチメディア放送(i-dio)の放送開始と災害情報伝達に関する実証事業の実施について
http://www.city.kakogawa.lg.jp/kurashi/bosai_bohan/bosaijoho/1499642127469.html