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【災害想定】<吾妻山警戒引き上げ>レベル2 山体膨張を観測 小規模噴火の可能性/山形・福島
仙台管区気象台は9日、山形、福島両県にまたがる吾妻山(吾妻連峰)で小規模な噴火の可能性があるとして、噴火警戒レベルを「活火山であることに留意」の1から「火口周辺規制」の2に引き上げた。警戒を呼び掛けるのは、吾妻連峰を構成する一切経山の南側の大穴火口から約1.5キロの範囲。福島市と福島県猪苗代町の一部で、小規模な噴火による噴石が飛散する可能性がある。1.5キロ外でも火口の風下では降灰や小さな噴石、火山ガスにも注意が必要になる。管区気象台の久保田勲火山防災情報調整官は「風向きにより降灰などがあるかもしれないが、居住地への影響は少ない。大穴火口付近には近づかず、自治体の規制に従ってほしい」と呼び掛けた。【5月10日 河北新報より】
▼気象庁 吾妻山の噴火警戒レベルを2へ引上げ
https://www.jma.go.jp/jma/press/1905/09a/azumayama190509.html