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【防災施策】中小河川にも避難情報 昨夏の豪雨受け 久留米市が基準策定/福岡
福岡県久留米市は13日、昨年7月の西日本豪雨で内水氾濫した筑後川支流の中小4河川について、新たに水位に応じて避難情報を発表する基準を策定した。豪雨後に国と県が設置した水位計を活用する。流路が短く、川幅が狭い中小河川は短時間で水かさが一気に上がるため、早めの避難を促す。新たな基準は、気象警報が発表された段階で、氾濫危険水位に到達した時、もしくは水門閉鎖時に避難勧告を出す。避難指示は氾濫危険水位に達し、かつ水門を閉鎖した時に出す。既定の筑後川の避難情報は水位観測所ごと3エリアに分けて出すのに対し、水位周知河川と今回の中小4河川は市内を東部、北部、中央部、北西部、西部の5つに分け校区ごとに出す。市防災対策課は「道路冠水前には避難情報を出せて、避難を促せる」としている。また指定避難所の一部が筑後川の水位上昇で浸水の恐れが高まり、夜間に再避難を促した問題を受け避難所の運用も見直した。【5月14日 西日本新聞より】
▼久留米市 避難所一覧
http://www.city.kurume.fukuoka.jp/1050kurashi/2020bousaianzen/3010bousai/hinanbasho.html