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- 主な活動地域
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山口県 全域
- 最近の防災・減災活動
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生年月日:1975年5月30日
出身地:山口県
所属:防衛医科大学校(4月1日より)
最近の防災・減災活動について:東日本大震災時に岩手県災害対策本部医療班長
・地域防災にはまったきっかけは?
2005年に起こったJR福知山線脱線事故で医療活動をしたとき、現場で多くの住民が助け合って助かった命が存在したのを感じました。と同時にもっと助かったかもしれない命が存在したかもしれないと思い関わり始めました。
・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?
自助:共助:公助は7:2:1と言われていますが、国や県に頼ることを前提ではなく、まずは自分たちで出来ることが重要であることに気がつきました。元気な大人が頑張らなければならない事を認識し行動できれば、乳幼児や妊婦さんだけでなく障がいを持っている方や患者さんなど、災害時に弱い立場にある方々へ早期から公助を集中でき、多くの命が助かる可能性があるということです。
・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?
なんでもかんでも行政に頼ろうとしていることや、危機管理や備蓄が負債だと思っている人たちが多いことです。備蓄は負債ではなく必要経費だということを再認識しなければ、首都直下や南海トラフ巨大地震津波には耐えられないと思います。
・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。
在日米陸軍消防本部の元統合消防次長である熊丸由布治さんです。海外の危機管理を熟知しながら、日本人の良いところも理解されています(日本人です)。
・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。
防災は一人では出来ません。過去の知見や教訓を共有し、より多くの人たちがつながることが、今後より大きな『人の強靱化』が図られるのではないでしょうか?
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