運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

ニュース

防災関連の最新ニュースをご紹介

記事が削除される等の理由で、リンク切れとなる場合があります。ご了承下さい。

【普及啓発】水害補償の有無、契約内容の確認を 民間保険の注意点

台風による風水害は通常、火災保険で補償される。ただ、内閣府のデータによると、水害を補償する契約となっている火災保険は持ち家世帯で7割弱。保険料が安くなることから水害補償がない契約も多いため、まずは契約内容の確認が必要である。損保大手の損保ジャパン日本興亜によると、重要なのは被害状況の写真を撮ること。写真がなくても請求はできるが、被害を受けた建物や家財の全体がわかる写真と、損害を受けた部分に焦点を当てた写真の両方があると損害額の査定をスムーズに進めることができる。請求の手続きは、保険会社に連絡を入れることで始まる。保険加入したときの代理店や保険会社のコールセンターのほか、保険会社のウェブサイトを通じて連絡することも可能。ファイナンシャルプランナーの森内東香さんは「コールセンターは電話が殺到するため、契約をした代理店経由のやりとりがおすすめ」と話す。また、森内さんによると、災害後の住宅修繕をめぐる訪問勧誘が増えており、注意が必要だという。「火災保険で払えるため、自己負担はゼロ」などと言って強引に修繕を持ちかける。実際には自己負担が発生したり、本来は不要の手数料の支払いを求められたりしてトラブルになることがある。トラブルを防ぐ手段としては必ず名刺をもらうこと。例えば、連絡先住所が地元ではなかったり、連絡先が携帯だけだったりしたら注意が必要である。【10月14日 朝日新聞より】
▼内閣府防災情報 いざというときに備えて保険・共済に加入しよう
http://www.bousai.go.jp/kyoiku/hokenkyousai/kanyu.html