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【地域防災】減災へ市民がスクラム 小山で自主防災組織の設立支援講演会/栃木
自主防災組織の設立を促して災害に強い地域をつくろうと、栃木県小山市で「自主防災組織設立支援講演会」が開かれた。防災と街づくりが専門の山口大大学院准教授、滝本浩一さんが自主防災組織を「劇団」に例えるなどして活動や役割を分かりやすく解説した。劇団が演じる「舞台」は地域の特徴やその地域に潜む災害。災害前後にする活動を「配役」として役割分担し、「台本」で避難の流れなどを具体的に検討する。「稽古」は訓練である。多くの自主防災組織が、避難誘導や初期消火など発災後の対応に力点が置かれていると、滝本さんは指摘。地域をよく知るための防災マップづくりや、住宅の家具の転倒防止など「予防や被害抑止に努め、災害のリスクを下げておくことが重要だ」と訴えた。さらに「市民は日々の忙しさからなかなか災害への備えができない」として「コミュニティーの力でそれを働き掛けるのが自主防災組織の役割だ」と、重要性を強調した。【1月15日 東京新聞より】
▼小山市 今すぐ自主防災会の設立をお願いします
https://www.city.oyama.tochigi.jp/site/bousaizyouhou/1149.html