運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

ニュース

防災関連の最新ニュースをご紹介

記事が削除される等の理由で、リンク切れとなる場合があります。ご了承下さい。

【技術・仕組】停電検出システムで在宅医療患者の安否確認を効率化

フィリップス・ジャパンは停電をリアルタイムで検出するシステム「Anpy(アンピィ)」の運用準備を進めている。同製品はスマートフォンより一回り小さな本体とクラウドから構成。通電が途絶えると本体が検出し、クラウドに情報を送る。送られた情報をもとに停電地域をオンラインの地図上で確認できる。同製品は在宅医療を受ける患者の自宅に設置する。リアルタイムで停電地域を確認でき、迅速に予備の機材を届けられる。在宅医療機器大手のフィリップス・ジャパンが導入する。同製品は停電から復旧した地域も地図上で確認できるため「どの地域から優先的に対応すればよいか把握しやすく、安否確認の効率が上がる」ということである。本体はGPSを搭載し、避難の際に持ち出せば患者がどこにいるのかをすぐに確認できる。現在は停電地域の確認が主な用途だが、将来的には停電情報や位置情報とAIと組み合わせたクラウドの改良を構想する。また、位置情報を利用して熱中症の予測など停電の被害以外の分野でも活用を見込んでいる。【4月28日 日刊工業新聞より】
▼株式会社フィリップス・ジャパン フィリップス・ジャパン、北良株式会社が開発の災害対策システム「ANPY」を導入
https://www.philips.co.jp/a-w/about/news/archive/standard/about/news/press/2020/20200220-pr-philips-healthcare-anpy-solution-src.html