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【防災施策】東京都江戸川区、水害に備え100カ所超に救助ボート
東京都江戸川区は区内100カ所超の避難所や区の施設などに災害用の救助ボートの配備を始めた。同区内は7割が海抜ゼロメートル地帯で、水害のリスクが大きい。災害拠点にボートを配備することで、区内が広範囲に浸水した場合に人や物資の運搬に役立てる。配備するのは内部に硬質ウレタンが入った耐久性の高い6人乗りボートで、価格は1台あたり約50万円。全106台のうち20台を寄付、86台を区費でまかなう。江戸川区は昨年10月に関東地方などに大きな被害をもたらした台風19号の際、区内の半数以上の世帯に対して避難勧告を発令した。浸水被害は起きなかったが、水害への備えを強化しようとボートの購入を決めたとのこと。区内でガソリンスタンドを経営する企業から「防災関連に使ってほしい」との寄付の申し出があったため、費用の一部を寄付でまかなうこととしている。【5月27日日本経済新聞より】
▼2020年(令和2年)5月26日 区内小中学校などに災害用救助ボートを配備:江戸川区
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e004/kuseijoho/kohokocho/press/2020/05/0526.html