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<広域防災拠点>整備手法で岩手、宮城持ち味
宮城・岩手の両県が大規模災害に備える「広域防災拠点」の構想実現に取り組んでいる。宮城県は、総事業予算300億円をかけ、買収したJR貨物の仙台貨物ターミナル駅敷地を含む宮城野原公園総合運動場一帯に広域防災拠点を整備する予定だが、財源に課題が残るという。一方、岩手県は、全県の災害に対応する広域支援拠点に県央の盛岡・花巻エリアで1箇所、後方支援拠点として4箇所を分散指定する。県は「復興の途上でもあり、新たな財政負担を抑えたかった。」といい、既存施設である運動場や学校、花巻空港などを活用し、低予算で整備を進めるという。【5月12日 河北新報より】