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【技術・仕組】災害避難所の生活を快適に 県建設業協会 感染防ぐ間仕切り開発/群馬
群馬県建設業協会は16日、協会で開発した段ボール製の間仕切り「KAMIKABE」を公開した。協会によると、1セットの寸法は2.1メートル四方で、高さ1.5メートル。医師や学識者でつくる「避難所・避難生活学会」がコロナ対策で推奨する基準などを基に設計した。びょうぶ状の壁面の天地をパーツでつないで自立させ、強度を確保。ハンガーや簡易な照明を掛けられる。車いす利用者らの場合、2セットつなげて拡張できる。協会は4月に開発に着手し、建築家・プロダクトデザイナーで前橋工科大名誉教授の松井淳さん、段ボール製品製造の王子コンテナーなどと連携して完成させた。200セット製作し、県内12支部・4ブロック、前橋市の協会本部に分散備蓄する。自治体から要請があれば提供する。【6月17日 上毛新聞より】