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【普及啓発】多発する豪雨災害に備えを 「『縦割り』ではなく『流域治水』が必要」と専門家/京都

里山の保護活動を進めるNPO法人「やましろ里山の会」の主催で、近年多発する豪雨災害について考える講演会が6日、京都府京田辺市の市社会福祉センターで開かれた。国土交通省淀川河川事務所の佐藤昭史専門官が、河川流域の関係者が協働して大きな水害を軽減させる「流域治水」などについて講演した。佐藤専門官は甚大な水害に備えるため、ダムや堤防だけに頼るなど「(行政による)縦割りで仕事」をするのではなく、流域の多様な手法を組み合わせた「流域治水」が必要と指摘。土砂災害の危険性がある地域の開発規制や、ビル地下への貯水施設整備、田んぼの貯水機能の活用などを挙げた。同河川事務所では、木津川の河川内にある木を伐採したり、堤防を強化したりしているとし、「個人がハザードマップで危険場所を確認したり、住民主体で作られた『マイ防災マップ』を見て、どこへ逃げるのかを事前に考えるのも流域治水の一つ」と述べた。【9月7日 京都新聞より】
▼やましろ里山の会 第25回里山講演会
http://www.yamashiro.npo-jp.net/new-pdf/20200906kouennkai.pdf