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【普及啓発】台風19号から1年 伊達・山舟生の住民が防災マップ改訂/福島
福島県伊達市梁川町山舟生地区の住民有志が昨年の台風19号に伴う豪雨の被害状況を踏まえ、5年前に作成していた防災マップを改訂し、災害への備えを強化している。改訂版のマップは、土石流警戒区域や急傾斜地崩壊危険区域、山舟生川氾濫による浸水想定区域を赤やピンク、紫などで色分け。台風19号で被害を受けた場所や避難所も記し、地域の危険箇所が一目で分かるよう工夫した。中山間地に約700世帯が暮らす山舟生地区は、2015年の関東・東北豪雨で土砂崩れや家屋の浸水などに見舞われた。この時の被災を契機に住民の防災意識が高まり、自治振興会の主導でマップを作成した。振興会は昨年の台風19号による被害の直後から、地区を9ブロックに分けて1軒ずつ改めて訪問。台風の被害や得られた教訓を踏まえて11月に改訂版を完成させたほか、地図の読み方や災害時の関係機関の緊急連絡先、避難勧告発令時に取るべき行動をまとめた資料集も作った。【10月15日 河北新報より】
▼山舟生自治振興会 山舟生地区防災マップについて
http://nexvision.sakura.ne.jp/yamafunews/?p=931