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【防災施策】「避難準備の情報」を「高齢者等避難」に名称変更へ
専門家などでつくる内閣府の作業部会は、去年運用が始まった5段階の大雨警戒レベルと、避難の情報の改善に向け検討を続けてきた。10日に開かれた会合では、レベル3の「避難準備の情報」について、去年の台風19号など、近年の災害でも高齢者の犠牲が後を絶たないことから、情報の対象を分かりやすくし、いち早い避難につなげるため「高齢者等避難」に名称を変えることで一致した。また、レベル5の「災害発生情報」は、「住民が何をしてよいか分からない」などの意見が出されたことから、「緊急安全確保」に変更する方針で一致した。すでに作業部会は、レベル4の「避難指示」と「避難勧告」を「避難指示」に一本化する方針も決めており、今月中に最終取りまとめを公表することにしている。これを受け内閣府は来年、情報の名称を変更する方針である。【12月11日 NHKニュースより】