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【普及啓発】「避難時助け合い必要」日向高生 車いす、目隠しで調査/宮崎
宮崎県日向市の日向高校のフロンティア科1年生5人は8日、津波避難のフィールドワークを行った。5人は防災研究班に所属。南海トラフ巨大地震が想定される中で若者の防災意識を高めようと、校内アンケートや救助法を学ぶなど研究をしている。同市財光寺の避難山で実施したフィールドワークでは、車いすに乗ったり、膝が曲がりにくい高齢者の動きを体験できるサポーターや目隠しを装着したりして出発。約450メートル離れた場所から頂上までの時間を計測した。その結果、補助がない車いすは、補助がある場合より移動時間が倍に。津波発生時は避難が難しい恐れがあることなどが分かった。避難タワーでは、自力で階段を上れない人をいすや毛布を使って上に運ぶ方法を、高齢者施設職員から習った。同班の研究結果は1年後、市への提言として発表する予定である。【2月11日 宮崎日日新聞より】