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【歴史・教訓】「災害への備え 日頃から」 佐賀豪雨被災者、体験語る
佐賀県地域婦人連絡協議会は17日、防災をテーマにした研修会を佐賀市の県婦人会館で開いた。2019年8月の佐賀豪雨を体験した武雄市北方町婦人会の会長で防災士の宮原祐子さんと、同会の牛島早百合さんが被災体験を語った。宮原会長は自宅が浸水し、家族と2階に避難した。当時の写真を示しながら「水が来てしまうと逃げられない。2階や近くの高台など、垂直避難できる場所を日頃から確認して」と語った。牛島さんも自宅が浸水し、住める状態になるまで9カ月、アパートで暮らしながら清掃作業を繰り返した。「あと4カ月もたてば梅雨がやって来る。自分の所は大丈夫ということはない。災害はいつどこにやって来るか分からない」と、それぞれが自分事として備えておく必要性を訴えた。【2月19日 佐賀新聞より】