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ハザードマップ更新 御嶽防災協/長野
御嶽山火山防災協議会は26日、長野県木曽町で会合を開き、昨年9月の噴火後初めて更新したハザードマップを公表した。新たなハザードマップでは、山頂付近が雪に覆われた時期のマグマ噴火で被害が最大になるとし、火口から4キロ圏で大きな噴石、8キロ圏で火砕流の警戒が必要と指摘。熱で溶けた雪が川沿いに流れ下る火山泥流は、JR中央線木曽福島駅や岐阜県下呂市の高山本線近くまで到達すると見込んでいる。一方、木曽町は9月中にも立ち入り規制を火口から1キロ圏に緩和する意向を示したが、8合目から岐阜県側に抜けるルートの開通は、登山道の崩落で大幅にずれ込むとしている。協議会はこれを基に、年度内に「火山防災マップ」を作り、住民らに配布する予定。【8月27日 読売新聞より】