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「防災の日」34都道府県で訓練 首都圏はM7.3想定
「防災の日」の1日、首都直下地震を想定した政府の総合防災訓練や首都圏9都県市の防災訓練が東京都内であった。内閣府によると、この日だけで34都道府県約167万人が防災訓練に参加した見込み。首相官邸では午前7時過ぎ、閣僚が宿舎や省庁などから歩いて官邸に集まり、緊急災害対策本部会議を開催する手順を確認した。9都県市の訓練は「多摩地域を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生」との想定で行なわれた。木材埠頭では、被災した病院で受け入れができないけが人を船に運び、海上自衛隊の護衛艦「いずも」の船上では、次々と運ばれてくる負傷者に対し、海上自衛隊員や災害医療チーム「東京DMAT」の医師らがトリアージを行なった。立川市の会場では、初めて多摩都市モノレールを使った高所からの救出訓練が採り入れられ、地上13メートルの車内に閉じ込められた乗客約20人を、「緩降機」で降ろした。【9月1日 朝日新聞より】