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中小12社の防災グッズ ビッグサイトに初出展/東京
都が実用化や販売促進を後押ししている都内中小企業12社の防災製品が、14~16日に東京ビッグサイトで開催される「危機管理産業展」に初出展される。感震コンセントは、杉本電器が都の支援で量産に成功した。震度5強相当の揺れを感知すると回路を遮断する。防災・救命シェルターを手掛ける光レジン工業は、設置場所の確保が課題だった従来品を改良した。新製品は一畳分の大きさながら、大人4人が約100分間、酸素ボンベを使ってシェルター内で救助を待てるという。デジタルサイネージ製造のブイシンクが開発した飲料用の自動販売機は、普段は飲料パッケージの画像を表示する画面が、災害時に避難勧告や避難所情報などに切り替わる。都は防災力向上と中小企業の受注機会拡大のため、2014年度から先進的な防災技術や製品に助成している。【10月9日 東京新聞より】