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災害に強い無線放送開始 唐桑漁協支所/宮城
宮城県漁協唐桑支所が、気仙沼市唐桑町の住民に生活や防災の情報を伝えるアナログ無線放送局を開設し、2日に運用を始めた。東日本大震災で支所の有線放送局が被災し、災害情報を届けられなかったことから、災害に強い無線方式を導入した。支所に親局を、唐桑地域に中継局3局を整備し、利用を希望した約800世帯にラジオ型受信機を配布して放送を毎日届ける。無線方式は有線放送網に比べ整備費が安く、放送網がなかった仮設住宅や集団移転団地にも電波が届く利点がある。女性職員2人がアナウンサーを務め、災害時は自動的に放送が始まるほか、地元の小中学校などの番組も伝える。【11月3日 河北新報より】