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新潟初の大規模津波防災総合訓練/新潟
大規模津波を想定した防災総合訓練が7日、新潟県聖籠町の新潟東港を主会場に行われた。2004年12月のスマトラ沖地震の津波災害をきっかけに全国各地で実施されており、日本海側で行われるのは初めて。自衛隊、警察、消防など94機関から約4500人が参加し、情報伝達や被災者救助など陸海空で計約100種類の訓練をこなした。訓練は秋田県沖を震源とするマグニチュード8.0の地震が発生し、下越と佐渡で震度7を観測、新潟市に最大5メートルの津波が到達したとの想定で行われた。山本順三・国土交通副大臣は「日本海側は津波の到達時間が極めて短く、即応体制が非常に重要だ。訓練の成果をそれぞれの立場で検証し、いざという場合に生かしたい」と話した。【11月7日 新潟日報より】