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災害ごみ処理に1年 常総市計画 推計9万3548トン/茨城
茨城県常総市は17日、鬼怒川決壊など大規模水害で出た災害廃棄物について、発生から丸1年となる来年9月までに処分することを柱とした「災害廃棄物処理実行計画」をまとめ、廃棄物は総量9万3548トンと推計した。同市などが運営する施設だけでは処理が困難なため、民間を含む県内外の処理施設に処分を委託する。処理はリサイクルを重視。木くずやコンクリート、金属類は再生利用を基本とする。家電は家電リサイクル法に基づき、再資源化に努める。可燃物の畳や布団などは燃料に利用する。災害廃棄物は今後も増えるとみられ、計画の改訂も見込む。市は水害の後、災害廃棄物処理費用約50億円を計上している。特別措置として国の9割負担が認められれば、同市の負担は1割となる。【11月18日 茨城新聞より】