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アジアの防災担当者 日本の津波対策を学ぶ
海上保安庁がアジア各国の防災担当者らを対象に津波対策についての研修を初めて企画し、25日から2日間の日程で、日本での取り組みなどを紹介した。研修には、中国や韓国、それにバングラデシュやインドネシアなどの防災担当者らおよそ10人が参加した。26日はおよそ90年前の関東大震災で津波に襲われた、神奈川県鎌倉市の担当者が地域の取り組みを紹介。津波の避難場所まで迷わずたどり着けるよう、およそ180か所の路面に避難ルートと残りの距離を表示したり、海水浴客も参加した訓練を毎年行ったりしていることを説明した。海上保安庁海洋情報部の木下秀樹国際業務室長は「東日本大震災などを経験した日本の防災対策に対する各国の関心は高く、研修をそれぞれの国で役立ててほしい」と話していた。【11月26日 NHKニュースより】