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大雨災害時の避難考える 水沢商高でワークショップ/岩手
岩手県奥州市水沢区の水沢商高は9日、1年生102人が参加し、大雨災害時の対応を考えるワークショップに取り組んだ。盛岡地方気象台職員が講師を務め、気象庁の学習プログラムを活用。グループに分かれ、家族構成、住まいの造り、家の場所、車の有無が異なる設定で、生徒は地図を見ながら避難経路を考えた。土砂災害警戒情報が出たり、水路の氾濫など、刻々と条件が変化する想定。生徒は「近道よりも、水路に近づかない道にしよう」「早く避難しないと車が渋滞するかも」と意見を出し合った。同気象台の松永崇気象情報官は「鉄骨造りの建物ならば上層階へ逃げることも有効だ」とアドバイスした。【12月9日 岩手日報より】