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避難勧告指示基準 河川の水位見直し 「空振り」避け引き上げも、6地点で引き下げ/滋賀
滋賀県は5月、台風などによる水害や土砂災害に備え、県内の市町が住民に避難勧告・指示などを出す基準となる河川ごとの水位の見直しを行った。一昨年4月に国の方針が変更されたことに伴う改訂で、これまでよりも実態に即して勧告を出すことを市町に求める内容となっている。今回、県内の「洪水予報河川」や「水位周知河川」14河川のうち、13河川の25地点で見直された。見直された25地点では、勧告を出す基準となる水位が計19地点で引き上げられ、「空振り」を避ける改訂が行われた。県流域治水対策室によると、勧告は水位だけではなく、その後の雨量予測なども含めて総合的に判断して出されている。同室は「市町が勧告を出す場合はこれまでよりも切迫している状況なので、勧告が出たら避難してほしい」と呼び掛けている。【6月21日 毎日新聞より】
▼滋賀県 指定河川の洪水予報
http://www.pref.shiga.lg.jp/h/ryuiki/suibou/yohou/kouzuiyohou.html