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「阪神・淡路」の借金1996億円完済へ 神戸市/兵庫
阪神・淡路大震災で、神戸市が市民生活に密接に関わる一般会計事業として、倒壊建物のがれき処理や道路整備など都市機能の復旧に充てるため発行した1996億円の災害復旧債の返済が、2016年度末に完了することが同市への取材で分かった。神戸市によると、一般会計で行った阪神・淡路大震災の災害復旧事業は22種類あり、震災直後から最長99年度まで実施。復旧事業で最も費用がかかったのが、倒壊したビルや家屋などの災害廃棄物処理。97年度まで実施し、事業費1554億円のうち770億円を災害復旧債で賄った。災害復旧債の返済は96年度から始まり、04~06年度がピークで各年度200億円程度を要した。【10月5日 神戸新聞より】