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桜島噴煙、レーダーで観測=降灰予報向上に期待-気象研など/鹿児島

気象庁気象研究所と鹿児島大、京都大の研究チームが、鹿児島市・桜島で今年3月から4月に爆発的噴火が起きた際、新設した高性能な気象レーダーで噴煙の高さや立体的な分布を観測できたと、11日までに発表した。気象研は桜島の東部に「高速スキャンレーダー」、桜島から鹿児島湾を挟んで北西側に「二重偏波(MP)レーダー」を新設した。高速スキャンレーダーは噴煙の立体的な分布を約1分ごとに観測でき、噴煙が上昇したり流れたりして変化する様子が分かる。MPレーダーは通常、雪やひょう、雨などの粒子の大きさや分布を観測するが、噴煙に含まれる火山灰や微小な石の分布が分かる。実用化されれば、火山灰が降る量や地域を気象庁が発表する「降灰予報」の精度が向上するという。詳細な観測成果は山梨県富士吉田市で開かれる日本火山学会で14日に報告される。【10月11日 時事ドットコムより】
▼気象庁気象研究所 大規模噴火時の火山現象の即時把握及び予測技術の高度化に関する研究
http://www.mri-jma.go.jp/Research/project/latest/plans/B4.html