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学校の津波防災はどう変化

宮城県石巻市の大川小学校の被害などを受け東日本大震災のあと宮城県内の小学校では防災マニュアルの見直しや津波を想定した防災教育が進められている。NHKが宮城県内の沿岸部の自治体に取材した結果、小学校の防災マニュアルに津波の襲来を想定し「津波」の記載があったのは震災前は全体の60%ほどだったが、現在は94%に上ることがわかった。このうち石巻市にある稲井小学校は5年前、津波の浸水被害はなかったが、震災後、防災マニュアルに新たに津波の想定を加えた。新たなマニュアルでは津波警報が出た際、裏山への避難を盛り込み、避難訓練も重ねている。また、気仙沼市の階上小学校では、子どもが海から近い場所にいるときに津波警報が出たときに備え、地域の危険な場所を地図に記して子どもたち自身に避難ルートを考えさせる「防災タイム」という時間を月2回、授業の前に設けている。一方、震災から5年7か月がたち教師の中には当時いた学校から別の学校に異動している人もいることから、震災の教訓を踏まえた防災の見直しを教員の間でどのように引き継いでいくのかが課題となっている。【10月26日 NHKニュースより】