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防災活動のご紹介

全国で行われる斬新でアイデアあふれる防災活動をご紹介

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2020.6.12 オフラインミーティング【オンライン版】開催

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2020年6月12日(金)にTEAM防災ジャパン オフラインミーティング[オンライン版]が開催されました。 「コロナと災害」というテーマのもと、オンラインの特性を活かし、全国から多くの防災の担い手が集まりました。
各分野の専門家からの講演に続き、参加者が複数のROOMに分かれて「Withコロナ時代に災害被害を軽減するために考え、実践していかければならないこと」について活発な意見交換が行われました。


<ROOMから出された意見>
ROOM 1
・避難所のレイアウト
・医療機関や福祉施設のクラスター対策
・物資は来ないと思って備蓄しておく

ROOM 2
・既存の訓練の中での感染症対策
・避難所で密を防ぐために地域にどのような資源があるか(医療資源が少なくなることもあるため、例えばボランティアがPCR検査をするなど)
・遠隔でのニーズ調査

ROOM 3
・「温故知新」従来から重要だと言われていたことはやはり重要、コロナだからではなく、もともとやるべきことがある
・「多様な価値観」こうじゃなきゃだめ、という決め込みではなく、いろいろと認めていくことが大事
・「ニューノーマル」ただ古典的なものは消えていく、新しい社会に対応できる人、新しい見方ができることが重要になる

ROOM 4
・テレワークやリモートなどの継続
・正しい知識と情報
・心のケア 人権の尊重を大切に

ROOM 5
・リスク状況を見た上での取り組み(患者がまったく出ていない地域で支援を行わないというのもおかしい。危機管理部門と保健部門との連携)
・正しい情報にもとづくバランス感のある行動 ・情報を発信する側の姿勢(情報を発信する際に、どういう行動を呼び起こしたいのかをしっかり整理する。)

ROOM 6
・距離を取る、スフィア基準の設定
・孤立・車避難者などの情報把握、状況把握
・避難訓練と避難所での避難者の体調悪化、変化把握

ROOM 7
・避難先のトイレの感染症防止(糞尿からの感染拡大)
・避難生活の質と量(人数)・理想と現実(3密を防ぐことで避難者の収容人数が減るが地域施設・宿泊施設を使っても足りないような災害になる可能性も。また、感染症防止の措置をとった上で分散避難した場合の避難所運営者の人材不足、特に担い手の高齢者は感染した場合リスク大)
・情報(在宅・車中避難など多様な避難のときの避難者や運営者への情報提供のありかた、地域でくらす高齢者の見守りの場が失われているときの情報のありかた)

ROOM 8
・避難行動をどう周知するか
・新しい避難をどう周知するか
・早めに生活を安定させる(早期に救助法適用:みなし仮設へ入居)

ROOM 9
・外部からの遠隔支援の重要性が再認識された
(情報支援を進める人の満足度が高い、可能性を感じる)
・これまでダメ・無理と言っていたことを見直す(車中泊をより快適にすることも考える)
・この3ヶ月でみんなに蓄積された「STAY Home」の知恵を大切に。

ROOM 10
・情報収集(オンラインの活用・通信状況の格差)
・ネットワーク外の人々、情報が上がってきづらい人々(外国人、子どもなど)の 状況をどう把握するか ・支援者側の活動資源

ROOM 11
・実際に感染者が出た時の手順を知りたい
・集合知、あらたなやり方をみんなで共有しながら、広げていく。
・避難のあり方、伝え方のあり方も変わっていく中で、新たなスタンダードが生まれる

ROOM 12
車中泊がキーとなるだろうと考え、
・集まるのでなくバラける
・我が事で考える
・不便を楽しめるように試しておく

ROOM 13
・人のつながり(多様化)
・地域力(見せどころ)
・チャンス
防災が変わるチャンス
防災を変えるべきチャンス
新たな防災教育のチャンス
コロナで新たな発見が生まれるチャンス
これまで変わらなければならないものを変えるチャンス

ROOM 14
・当事者意識が高い事前防災のチャンス(ポストコロナの戦略作り)
防災教育の事前防災のチャンス
・避難所は人間環境であるべき、自宅避難も
・新技術、新しいまち、社会づくりで防災力向上

ROOM 15
コロナで(これまでのスタイルでの)仕事がなくなった→プラスへの転換
・「足元に宝物」広い圏域の活動から、足元での活動へ。そこに宝物があった
・「新しい発見」コロナリスクが小さい屋外の半公共空間の価値の発見。(カーポートなど)。それが地域コミュニティづくりの核になる
・「常識の前向きな刷新の契機」これまで変わらなきゃと思っていたことが変わる契機になる。民間の力の活用、寄付文化の定着、行政側の避難所にできれば来ないでほしいということも言えるように。オンライン講座へシフト