防災教育チャレンジプラン

昭和17年8月当地区を襲った周防灘台風は、65年経った今も多くの人の心に傷跡を残しているが、体験者の高齢化に伴い風化しつつある。
この悲惨で貴重な体験を後世に語り継ぐための諸事業を行う。

１．散逸している当時の諸資料をまとめ、記録誌を発刊し、防災の警鐘にする。
２．校区内を流れる2つの河川の浸水マップを作成し、パソコンによるジオラマを作成する。
３．当時の写真・体験談をデータベース化する。
４．校区ホームページに防災に関する情報を掲載し、校区民の啓発資料とする。特に若い世代の視覚に訴える。
５．自主防災会の結成
６．校区内公共施設・電柱等に浸水表示板・浸水線テープ

・登下校中の子どもたちが、信号待ちなどしている時に、浸水線を見ることによって防災について考えるようになった。
・自治会単位で行われる溝普請や道普請の際に、防災という観点からも道や溝を見直すようになった。
・ホームページに防災情報を掲示することにより、地域に無関心な若い世代も防災への関心を持つようになった。

【製作物】
１．自主防災トップページ.pdf
２．校区全体浸水ハザードマップ.pdf
３．自治会浸水ハザードマップ.pdf
４．わすれまいぞ周防灘台風.pdf

平成14・15年度宇部市の「イキイキ地域づくり事業」の指定を受け、校区内の自治会や各種団体から、いろんな人が集まり「２１ゆめプラン黒石」ができました。その目指す合言葉は「相互扶助のできるまちを創りましょう」でした。その一環として安心・安全なまちづくりとして自主防災組織を立ち上げようとしています。