運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2010年度 釜石市立釜石東中学校

プラン名 「EAST-レスキュー」
プランの対象 中学校の部
目的

津波が来ても、避難して死者0を目指す!!
1 自分の命を自分で守る・・・避難することの大切さ避難してよかったね
2 助けられる人から助ける人へ・・・災害弱者への支援
3 防災文化の継承・・・保護者地域への発信

内容

津波が来ても避難して、死者0を目指す!
第1弾・・・小中合同避難訓練(弱者への支援、地域・行政との連携)
第2弾・・・宮古工業高校との連携「津波の浸水模型を使った」出前授業から学ぶ
第3弾・・・「安否札1000枚大作戦!!」(H22より3年計画で地域全戸に配布予定)
第4弾・・・「防災ボランティースト」(全校生徒が10コースに分かれ、体験学習)
第5弾・・・目指せ!EASTレスキュー隊員1級(地域の一員として活動できる生徒)
平成22年度からこのスタイルで防災教育を推進することにした。

成果

1 生徒たちの防災意識が向上した。
 ・DVD「てんでんこレンジャー」をポリスチャンネルに登録し、津波の避難に大切さを全国の皆さんに発信している。
 ・登下校時に小学生を見守ろうという意識が向上した。
 ・津波注意報や津波警報が発令されたら、避難しようと考えるようになった。
 ・万一の時は、自分たちが役に立ちたいという意識が芽生えた。
2 地域の方々との連携が深まった。
 ・鵜住居地区会議で小中学校の防災教育が認められた。
 ・地域の方が来校する機会が増え、地域と生徒が顔見知りになり、地域の方々も元気になっていると感じる。
3 視野が広くなっている。
 ・防災教育を通し、さまざまな方と出会うことができ、視野が広くなっている。

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

本校は、全校生徒228名で、部活動や生徒会活動、合唱などがさかんな学校です。リアス式海岸で有名な三陸海岸のすぐ近くにありますが、この地域は津波被害の常襲地域で、津波発生時には隣にある小学校とともに学校から高台に避難しなくてはなりません。宮城県沖地震が大変心配される中、小・中合同で避難訓練を行ったり、全校で津波や防災について学習し、生徒会でも防災ボランティアの活動を行っています。来年度は、防災の学習や活動をさらに広げていきたいと思っています。

連絡先 0193-28-3010(代表者:平野 憲)