運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2013年度 気仙沼市立階上中学校

プラン名 『自助・公助』
プランの対象 中学生
目的

○「知る」「備える」「行動する」を視点とした実効性のある防災学習。
→東日本大震災による被災の反省から、正しい知識や十分な備え、日頃の訓練の充実を図る。
○「自助」を基盤とした「公助」への取り組み。
→公的機関の役割やNPO等の活動内容などを学ぶと共に、地域の復興に向けて考えを深める。

内容

○NPOの代表者による防災講演会
○避難所設営訓練
○仮設住宅居住者との合同避難訓練
○ショート訓練
○学年毎防災体験活動
○防災学習発表会
○消防署員を講師とした「公助」学習会
○地区毎の一次避難訓練と小中合同の児童・生徒引き渡し訓練

成果

○東日本大震災の経験から、地震・津波災害について正しい知識や十分な備え、日頃の訓練の充実を図ることができた。今年度のテーマである「自助・公助」のもと、「知る」「備える」「行動する」を視点とした実効性のある防災学習を実践することができたと考える。消防署員を講師とした公助学習会やNPOの代表者による講演会をとおして災害時の公的機関の役割などについて学ぶことで、公的な支援が来るまでに中学生ができることについて考えることができた。また、そのことを避難所設営訓練などで生かすことができた。

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

気仙沼市にある階上地区では,東日本大震災による犠牲者が200人以上,被災家屋は地区の約67%にのぼりました。本校の防災学習は「私たちは未来の防災戦士」をテーマに平成17年度から始まり,今年で9年目となります。震災の反省を踏まえ,現在は「自助」を基盤に「自助」「共助」「公助」をテーマとした防災学習を1年ごとに実施し,3年間で1つのサイクルにすると共に,「知る・備える・行動する」を視点とした実効性のある防災学習に取り組んでいます。学校を起点とした地域の防災意識の更なる高揚や,将来の防災リーダーとしての資質や能力の育成等に大きく力を入れています。

連絡先 0226-27-2304