ニュース
防災関連の最新ニュースをご紹介
記事が削除される等の理由で、リンク切れとなる場合があります。ご了承下さい。
【防災力強化】地震後6割が職場へ 無理な出勤が「混乱招く」 関大教授調査
大阪北部地震の発生時、電車で通勤中だった人の約6割が自宅へ戻らず勤務先に向かっていたことが2日、関西大社会安全学部の元吉忠寛教授(災害心理学)による調査で分かった。調査は京都、大阪、兵庫、奈良の各府県に住み、地震発生時に電車で通勤中だった500人を対象にインターネットで実施し、当日の行動や意識について聞いた。その結果、勤務先に向かった人が304人、自宅に戻った人が196人いた。元吉教授は「目の前に大きな被害がなく、危機管理意識が薄れたのではないか」と分析している。勤務先に到着するまでにかかった時間は30分~1時間が57人と最も多かった。当日困ったことでは、半数以上が「電車の復旧状況が分からなかった」と答えた。元吉教授は「無理して勤務先に向かおうとする行動は、帰宅困難者の増加など社会的混乱を大きくする可能性がある」と指摘している。【7月2日 産経WESTより】
▼関西大学 大阪府北部地震での通勤中の行動実態が明らかに~時間はかかっても比較的冷静に行動していたと推察~
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2018/No27.pdf