ニュース
防災関連の最新ニュースをご紹介
記事が削除される等の理由で、リンク切れとなる場合があります。ご了承下さい。
【地域防災】「災害想定の伝達必要」…伊勢で風水害対策シンポ/三重
「みえ風水害対策の日シンポジウム」が23日、三重県伊勢市の県営サンアリーナで行われた。昨年10月の台風21号による伊勢市の浸水被害などについての討論では、同市中島学区まちづくり協議会の竹内正幸会長が報告。62人が身を寄せた自主避難所の「伊勢宮川中学校」では、雨が強くなった午後8時以降の収容者が90%を占めたということである。ずぶぬれになった高齢者もいて「着替えなどは難しくてもタオルなどの準備は必要だ」と竹内会長は呼び掛けた。山口大学の瀧本浩一准教授の基調講演では、「住民の多くは普段から『自助』はしない。大規模災害時には『自助』が出来ないため『共助』が出来ない」と指摘した。大切なのは地域のリーダーが地域防災の活動のあり方について意識することで、「自主防災組織と消防団が連携し、各地域でどこが危ないか、住民に災害想定を伝えることが必要だ」と強調した。【9月24日 読売新聞より】
▼三重大学 「みえ風水害対策の日シンポジウム」開催のお知らせ
http://www.mie-u.ac.jp/topics/events/2018/08/post-332.html