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【地域防災】「避難所利用しない理由」は? 熊本豪雨、在宅避難や車中泊相次ぐ

熊本県内の豪雨災害で、破損した自宅にとどまる在宅避難や、車中泊による避難生活を余儀なくされる被災者が相次いでいる。20日夜、熊本市の支援団体「minori(みのり)」が調査に入った人吉市の中原小グラウンドでは、2台の車中泊が確認された。いずれも小型犬を連れており、事務職の女性は「犬がほえるから気を使う」と、被災した4日からずっと車中泊。日中はエアコンをかけっぱなしでガソリンスタンドとの往復を続ける。4年前の熊本地震で相次いだ在宅避難や車中泊。特に今回は浸水後も構造に問題がなければ住み続ける例も多いとみられ、人吉市は在宅避難者らにも避難所で弁当などを配布。市保健センターなどが高齢者や障害者を中心に調査しているが、市は「在宅避難などを全て把握するには至っていない」と言う。車中泊の実態を調べているminori代表の高木聡史さんは20日、人吉市と球磨村の計5カ所で約20台を確認したが、「想定より少なく、その分、在宅避難が多いのではないか」と指摘。「支援から取り残されないよう把握を急ぐ必要がある」と強調する。集団生活を送る避難所は、発達障害がある人も利用しにくい。熊本市のNPO法人「凸凹(でこぼこ)ライフデザイン」は相談窓口を設け、ニーズの掘り起こしを始めた。理事長の相良真央さんは「最近まで地震被災者からの相談は続いており、今回も長期化が予想される。初期からフォローしたい」と話した。【7月22日 熊本日日新聞より】
▼NPO法人凸凹ライフデザイン 2020年7月熊本県等 水害被災発達障害者等相談受付中
https://unevennpo.wixsite.com/decoboco/2020-7suigai