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【地域防災】コロナ踏まえた対応訓練 災害避難所開設で宇都宮市/栃木

新型コロナウイルス感染拡大中に大規模災害が起こった場合に備えようと、栃木県宇都宮市は2日、新型コロナに対応した避難所開設・運営訓練を富屋地区市民センターで行った。3月に避難所開設・運営の市ガイドラインを策定したことを受け初めて実施。訓練は、昨年の台風19号規模の風水害を想定。市の関係部局の職員約40人が参加した。この日は、施設の外に受け付けを設け、感染の疑いがある人の避難ルートと避難場所を別エリアに設置。避難所設営では、「密」を避けるため各世帯間の距離を2メートルほど確保できるよう、2人の職員がメジャーとカラーテープを使って区画割りした。運営の訓練では、5世帯が避難し、うち1世帯に体調不良の人がいることを想定した。受け付け担当が避難者役一人一人に「体調はどうですか」と尋ねて検温、健康状態を確認。体調が優れない人がいる世帯には人数分のマスクを配布したほか、アルコール消毒を促すなどして、別エリアの避難所に誘導した。市危機管理課の大沢悟課長は「人員や物品の確保など受け入れる体制を強化する必要性を感じた。早急に方策を考えたい」と話した。【6月3日 下野新聞より】