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【地域防災】人工呼吸器などで使用、災害時備え発電機購入「医療的ケア児」いる家族らの団体、ネットで資金募る/京都
人工呼吸器など日常的に医療機器が必要な「医療的ケア児」がいる京都市在住の家族らでつくる団体「京都の医療的ケアを考える会KICK」が、災害発生時の停電に備えて発電機の購入を進めている。会員たちが昨年、地域の避難訓練に参加した際、避難所となる体育館に電源が少なく、安定的な電気の確保が困難と実感した。さらに車いすでの生活を考えると、医療的ケア児の家族は災害発生直後、避難所に行かずに自宅などで過ごす可能性が高いと感じたという。会では今年のテーマを「防災」に決め、電気が復旧するまでの間を乗り切るために必要な発電機の購入を行うことにした。拠点となる会員家庭に発電機を備えておき、停電した地域の家庭に会員同士が助け合いながら、届ける仕組みを考えている。発電機の購入費は1台10万円以上と高額なことから、同会では先月下旬からクラウドファンディングを始め、最初の目標額45万円を達成した。【3月30日 京都新聞より】
▼京都の医療的ケアを考える会KICK 災害時でも安心して過ごせるように。医療的ケア児に発電機を!
https://readyfor.jp/projects/kick-dengen