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【地域防災】八事日赤に災害医療拠点 来年7月に稼働/愛知
愛知県名古屋市の名古屋第二赤十字病院(八事日赤)は、南海トラフ巨大地震の発生に備えた災害医療拠点「日赤愛知災害管理センター棟」を来年7月に稼働することを明らかにした。センターは県内で活動する災害派遣医療チーム(DMAT)や赤十字救護班などを受け入れる拠点。医療行為は行われず、一時的な待機場所として、県内の被災状況などを情報収集しながら、行き先となる病院や避難所を協議する。南海トラフ巨大地震による大津波では、名古屋市南部の医療機関が被災する可能性があり、八事日赤が多くの医療チームの受け入れ先になるとみられる。平時は地域住民らを対象にした災害関連講座が開かれるほか、会議室や日本赤十字社豊田看護大のサテライト教室などとして活用される。【2月14日 中日新聞より】