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【地域防災】区内災害時トイレ状況は? 「下水直結式」整備進む/神奈川

今年度、神奈川県横浜市戸塚区内5つの地域防災拠点に下水直結式の仮設トイレ(ハマッコトイレ)が設置される。横浜市は、2023年度までに全拠点に整備する方針である。ハマッコトイレは、地震の影響で水洗トイレが使えなくなった際、排せつ物をプールなどの水を用いて公共下水道管へ流すことができるもの。各拠点に備蓄している便器や外壁パネルをマンホール上に設置して個室トイレを仮設し、使用時は下水管が詰まらないよう、約500回使用するごとに送水ポンプを使って水を流す仕組みである。市は2009年度から市内にある防災拠点など459カ所を対象に整備を開始。地震による液状化想定地域や、避難者数が多くなる拠点を優先して整備を進めてきた。一方で、ハマッコトイレのような仮設トイレだけでは災害時に対応しきれないことが予測されるため、市では水洗トイレの便器に袋を被せて排せつできる「トイレパック」を各拠点に5000個ほど備蓄している。だが、避難してくる人数に対してこの個数では不足することが考えられるため、市は各家庭で一人あたり1日5個の備蓄を提唱している。【4月18日 タウンニュースより】
▼横浜市 下水直結式仮設トイレについて
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/kasen-gesuido/gesuido/bousai/sinsaitoire.html