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【地域防災】医師不在想定、市民がトリアージ体験 静岡県地域防災訓練

静岡県が定めた3日の「地域防災の日」に、藤枝市の市立稲葉小では、多数の負傷者が出た想定で、それぞれを病院に運ぶか救護所に運ぶかなどを医師がいない状況下で市民が判断する「市民トリアージ」の模擬訓練を実施した。今回は判断基準を市民にも分かりやすく簡素化した「START式トリアージ」を採用した。歩けるか、呼吸回数は正常か、意識ははっきりしているかなど6項目で重症度を判断できる。指導した志太医師会の嶋津正宏医師は「けがの程度が重くても、命に別条がない場合は軽症に振り分けられる」と市民の理解を求めた。トリアージは通常、医師や看護師などが行うが、災害時は治療に専念するため、現場で市民レベルの判断が必要になる状況もあり得るという。志太医師会の三輪誠会長は「市民一人一人が知識を身に付けて最低限度の判断ができるようになれば、助かる命を増やすことにつながる」と強調した。【12月4日 静岡新聞より】
▼静岡県 平成29年度静岡県地域防災訓練実施要領
http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/saitai/documents/h29chiikibousaikunren.pdf